ライブ配信をするには、それぞれ機材を用意する必要があります。
用意する機材は、スマホで配信する場合とパソコンで配信する場合で異なります。
それぞれ事前に用意して、配信に臨むことが大切です。
今回は、ライブ配信をしようと思っている人のために、配信に必要な機材をそれぞれ紹介します!
スマホとパソコンと分けて紹介するので、気になる人は参考にしてください!
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配信に必要な機材はライバーによって違う!
前述したように、配信に必要な機材はライバーによって異なります。
配信者という大きなくくりにすると、以下のとおりです。
ライバーは、おもにスマホで活動している人のことであり、TikTokライブや17liveといった配信アプリを使って配信をしています。
一方、ストリーマーはパソコンで配信している人のことで、Twitchやツイキャスなどの配信サイトで配信。
どちらも配信で生計を立てているという点では共通していますが、配信のやり方やスタイル、必要機材などがそれぞれ異なります。
どちらかといえば、ライバーのほうが初期投資を少なく始められます!
そうですね!ストリーマーになると、パソコンからそろえる必要があるので、結構な金額が必要です!
ライバー(スマホ)の配信で必要なものは?
ライバーが配信をする際は、以下の機材が必要になります。
・スマートフォン
・照明
・スマホスタンド
それぞれ用意すると、配信がしやすくなります!
すでにスマホがあるなら、照明とスマホスタンドだけでいいので初期投資も少ないです!
スマートフォン
ライバーが配信する場合は、配信アプリを使用するのでスマホを用意しましょう。
ライブ配信では、高画質カメラや安定した動作が求められるため、最新機種や性能が高いスマホを選ぶことが重要です。
また、解像度や通信の安定性も配信の質に直結するため、配信アプリに対応したスペックのスマホを選びましょう。
TikTokライブを例に挙げると、以下の環境での配信を推奨しています!
・インターネット速度が50Mbps以上
・通信が安定したWi-Fi環境(4G・5G環境でも配信可能)
長時間配信する場合は、バッテリー持続時間が長いモデルを選ぶといいですね!
また、配信をするときはマイクの音質も重要です。
内蔵マイクだけでも十分ですが、より質を求めるなら、外部マイクやイヤホンマイクを使用しましょう。
照明
ライブ配信でカメラを付けるなら、照明を使いましょう。
スマホ配信でも、リングライトやデスクライトを使うと、顔や背景を明るく見せられます。
「スマホ 照明」などで調べると、該当する商品が出てきます!
自然な照明を使うことで、配信中の見栄えが良くなり、視聴者の印象を高められます。
自宅の照明をつけて配信することもありますが、多くの場合天井についているため、顔が暗く見えがちです。
見栄えを気にするなら、正面からライトを当てるとよいでしょう。
スマホスタンド
ライブ配信をするときは、基本的にスマホスタンドを使用します。
手にもって配信をするには限界があり、ぐらつくこともあるので、別途スタンドを購入しましょう。
また、手持ちで配信すると画面が揺れて視聴者にストレスを与える可能性があります。
そのため、安定したスタンドを使って、快適に配信しましょう。
最近では、卓上タイプのスマホスタンドもあり、照明と一体型になっているものもあります。
このタイプのスタンドは、角度を自由に調整でき、顔をしっかりと映せるので、配信のクオリティが向上します。
高さや角度を調整可能なスタンドを選んで、視聴者が見やすい位置に調整しましょう。
ストリーマー(PC)配信で必要な機材
ストリーマーは、パソコンを使って配信をします。
そのため、配信には以下の機材が必要です。
・パソコン
・オーディオインターフェース
・マイク
・Webカメラ
ライバーに比べると、必要な機材が多いのでコストがかかります!
パソコン
ストリーマーとして配信をする場合、パソコンは必須です。
配信内容にもよりますが、ゲーム配信の場合は、高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが推奨されます。
CPUやメモリのスペックも重要で、処理が遅くなると配信がカクついたり、画質が低下する原因となります。
ゲーム配信をしない場合でも、処理速度が落ちないようなある程度スペックが高いパソコンを用意しましょう。
私はツイキャスをメインで配信していましたが、以下のスペックと価格帯でした!
クオリティの高さを求めるほど、価格帯は高くなってしまいますね…。
またパソコン配信では、複数のソフトウェアを同時に動かすことが多く、作業負荷に耐えられるスペックのPCを選びましょう。(例:キャプチャーボード、配信サイトなど)
とくに長時間配信をおこなう場合、キャッシュがたまりやすく、SSDのような高速ストレージを備えたパソコンだと安心です。
オーディオインターフェース
PC配信では、スマホ配信以上に音質にこだわる必要があります。
その際、オーディオインターフェースを使うことで、マイクからの音声を高音質で届けられます。
USBに取り付けるマイクや、パソコンに直差しして使用するマイクもありますが、あまり音質がよくないのでおすすめしません。
ちなみに、オーディオインターフェースは、以下のような機材です!
おお!ザ・ストリーマーという感じですね!音質にこだわるなら用意してよさそうです!
とくに、ゲーム配信や雑談配信では、音声のクリアさが視聴者の満足度に大きく影響します。
そのため、音質を重視するなら、オーディオインターフェースの導入を検討しましょう。
また、オーディオインターフェースを導入すると、外部機器との接続もスムーズになり、配信の自由度が広がるのでおすすめです。
マイク
高音質な配信には、インターフェースと合わせて専用のマイクも用意しましょう。
声のクリアさやノイズの少ない音声が求められるため、配信内容に合わせたマイクを選びましょう。
最近では、オーディオインターフェースとマイクがセットになったものもあります。
初めて配信をするなら、セット購入をしたほうがお得です。
ちなみに、配信用のマイクはダイナミックマイクとコンデンサーマイクに分けられます!
・ダイナミックマイク:特定の範囲(マイク付近・マイクの前)のみ音を拾う
・コンデンサーマイク:広範囲で音を拾う
雑談配信をするならコンデンサーマイクがいいですね!歌配信とかには、ダイナミックマイクがよさそうです!
また、ラジオ配信用やASMR配信用など、さまざまなタイプのマイクが存在するため、自分の配信スタイルに合ったマイクを見つけることが重要です。
よりクオリティを上げたいなら、ポップガードやショックマウントといった付属品も準備しましょう。
Webカメラ
PC配信では、顔出し配信をするならWebカメラを用意しましょう。
内蔵カメラでも配信できますが、外付けの高解像度カメラを使用することで、よりクリアな映像で配信できます。
また、フレームレートが高いWebカメラを選ぶと、動きがある映像でも滑らかに表示でき、視聴者にストレスを感じさせません。
「Webカメラ」で調べると、さまざまなカメラが出てきます。
画質を重視するなら、解像度やピクセル数に注目しましょう。
また、光の反射を抑えるフィルター付きのカメラもおすすめです。
さらに、オートフォーカス機能がついているWebカメラだと、動きのある配信でもカメラが被写体に合わせて自動的にフォーカスしてくれます。
音質と合わせて画質がよい配信をすれば、配信全体のクオリティがアップして視聴者に人気が出る配信ができます!
その他必要なもの
パソコン配信では、これまで紹介した機材以外にも必要なものがあります。
それぞれまとめると、以下のとおりです。
・キャプチャーボード
・モニター
・パソコンデスク
・ゲーミングチェア
長時間配信する際には、椅子や環境を整える機材が必要です。
価格帯はさまざまですが、すべて一から購入するとなると、20~30万円程度は必要です!
VTuber・Vライバーになるために必要な配信機材
VTuberやVライバーになるなら、ストリーマーで必要な機材と合わせて以下の機材も必要になります。
・トラッキングソフト
・キャプチャーソフト
VTuberになりたいと思っている人は、それぞれ参考にしてください!
トラッキングソフト
VTuberとして配信する場合、顔や体の動きをリアルタイムでトラッキングするソフトが必要です。
トラッキングソフトは、Webカメラの映像を使って表情や動作を読み取り、3Dモデルに反映します。
ソフトの具体例を挙げると、以下のとおりです!
・FaceRig
・Animaze
・VTubeStudio
・nizimaLIVE
・3tene
いずれもクオリティが高い配信ができるので、非常におすすめです!
そして、これらのソフトは無料で使えるものが多く、キャラクターモデルさえ用意してしまえば簡単に利用できます。
精度が高いソフトを使用すると、動きがスムーズになり、見栄えがいいVTuber・Vライバー配信が可能です。
また、最近ではAI技術を用いたトラッキングソフトもあります。
自然な表情や微妙な動きまで反映できるので、リアルな配信をしたい場合におすすめです。
キャプチャーソフト
VTuber配信では、画面をキャプチャーするソフトも必要です。
トラッキングソフトで映している映像を、キャプチャーソフトを使って画面に反映して配信するという流れです。
3Dモデルの動きを、リアルタイムで反映できます。
ソフトの例をあげると、以下のとおりです。
・OBS Studio
・Bandicam
・Xsplit
多くの配信者は、使いやすさなどを考慮してOBS Studioを使っているイメージがあります!
OBSなら、複数のウィンドウや映像を同時に取り込んで表示できますからね!
例えば、3teneというソフトの場合、3Dモデルを読み込むと以下のように反映されます。
この映像を、OBS Studioで反映させると、配信画面に映せるわけです。
ソフトはシンプルなインターフェースで操作しやすいソフトを選ぶと、配信初心者でも使いやすくなります。
3D配信をするなら?
3D配信をおこなうためには、さまざまな機材が必要です。
具体的には、以下のとおりです。
・3Dアバター
・VR機器
・フルトラッキング機材
大手VTuberのような配信が、特定の機材をそろえることでできるようになるので、検討している人は合わせて準備しましょう!
3Dアバター
3Dアバターは、VTuberとして配信する際に必要です。
ココナラやクラウドワークスで外注する方法もありますが、1体あたり10~20万円ほどかかります。
コストを抑えたい場合は、以下の方法を使いましょう。
【3Dアバターを用意する方法】
・Booth(販売サイト)で購入する
・VroidStudioを使って自作する
手っ取り早く用意したいなら、Boothでの購入がおすすめです。
Boothには配信可能な3Dアバターが多く販売されており、1体あたりの価格は5,000~10,000円と依頼するよりも安いです。
なかには、配信での使用許可がされていないものもあるため注意が必要です。
次に、VroidStudioを使用して自作する方法があります。
こちらは、3Dモデルを自作できるサイトで、無料で利用できます。
クオリティが高いモデルを作る場合は、別途購入する必要がありますが、無料でもクオリティが高いモデルを作成可能です。
どちらもおすすめな方法なので、自分にあったものを選びましょう!
VR機器
3Dモデルを用意したら、実際にモデルを動かしましょう。
3D配信をするなら、VR機器を使った配信がもっとも簡単です。
少しやり方が複雑なので、簡単に箇条書きでまとめますね!
1.3Dモデルを用意する
2.VRChatのアカウントを作ってゲームをプレイ
3.3DモデルをVRchatにアップロードする
4.VR機器を使って3Dモデルを動かす
なるほど!VRchatを使えば、3Dモデルを動かせるので、それをキャプチャーして配信するってことですね!
そういうことです!案外このスタイルで配信をするVTuberも増えてきたのでおすすめなやり方です!
フルトラッキング機材
フルトラッキング機材は、全身の動きをリアルタイムでトラッキングするために必要です。
通常VRChatを使って配信をする場合、3点トラッキングといった「両手+頭」の動きのみ連動します。
しかし、フルトラッキング機材を使用すると、「手+肘+太もも+足首+頭」の合計11点を使ったトラッキングが可能になります。
手足の動きや体の傾きを正確に読み取ることで、3Dモデルにそのまま反映させられるわけです。
よりリアルな動きができるわけですね!
そういうことです!大手VTuberさながらの動きになるので、リアルさを求めるならフルトラッキング機材は必須です!
特にダンス配信や動きの多い配信では、このフルトラッキング技術が重要です!
精度の高いトラッキング機材を揃えることで、よりクオリティが高い配信ができるようになります。
・HaritoraX
・mocopi
・HTC VIVE Tracker
3D配信にクオリティを求めたい人は、フルトラッキング機材を用意しましょう!
配信に必要な機材に関するよくある質問
これから配信を考えている人のために、よくある質問をまとめました!
これから配信をしようと思っている人は、参考にしてください!
初心者セットでもいい?
パソコン配信をする人向けに、必要機材がまとめられた「初心者セット」が販売されていることがあります。
これらの初心者セットのクオリティは、内容によってさまざまです。
それなりのクオリティを保証しつつ、安定した配信がしたいなら、2.5~3.5万円のセットがおすすめです。
それ以下の価格を切るセットに関しては、音質が悪かったり、オーディオインターフェースが正しく動かなかったりします。
また、メーカーに関しては、できればYAMAHAやオーディオテクニカなど、知名度が高いところを選びましょう。
ゲーム配信で必要なものは?
ゲーム配信では、以下の機材が必要です。
【ゲーム配信で必要な機材】
・キャプチャーボード
・ハイエンドパソコン
・マイク
・モニター
ゲーム配信では、画質や音質が重要視されるため、これらの機材をそろえることが大切です。
また、配信ソフトも使いやすいものを選び、快適な配信環境を整えることが重要です。
(OBS Studioはゲーム配信にも対応しています!)
高フレームレート対応のキャプチャーボードなら、動きの速いゲームでも滑らかに映像を届けられます。
VTuberになるには?
VTuberになるためには、3Dモデルの制作やトラッキングソフト、キャプチャーソフトが必要です。
また、VTuberとして活動するには、表情や動きが自然に反映されるように、高解像度のWebカメラを用意しましょう。
VTuberデビューを考えているなら、機材選びが成功のポイントです。
最近では、気軽にVTuber活動が始められるように、IRIAMやREALITYといったアプリもあります。
特別な機材は一切必要なく、スマホとアプリだけで配信できるのでおすすめです。
まとめ
配信で必要な機材は、配信スタイルによって異なります。
ライバーの場合はスマホ、ストリーマーやVTuberならパソコンと、それぞれに必要な機材を揃えることで、質が高い配信ができます。
自身が目指す配信スタイルに合わせて、最適な機材を選びましょう!
また、事務所に所属することで、必要機材の相談ができることもあります!
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